カプコンの代表作品

カプコンは名作の宝庫です。「ストリートファイターⅡ」から始まり、「ロックマン」「バイオハザード」など、幅広い世代に長く愛され続けているゲームが沢山あります。最近では「モンスターハンター」が大人気ですね。多分に漏れず、私も狩りに夢中になっている人間の一人です。このページでは沢山あるカプコン作品の中から特に人気の作品をご紹介したいと思います。

対戦格闘ゲームの雛形「ストリートファイターⅡ」

カプコンのゲームと言えば「ストⅡ」でしょう。対戦型格闘ゲームで「ストリートファイター」の正統続編として1991年に登場したこのゲームは、日本中で爆発的なヒットを記録し、カプコンを大手ゲーム会社にまで成長させたゲームです。今日の対戦型格闘ゲームの雛形ともいえる作品で、多くの続編が作られた他、多くのゲーム機への移植が行われ、対戦型格闘ゲームブームを引き起こしました。特にスーパーファミコン版は国内販売本数約288万本、世界累計販売本数630万本を誇り、対戦型格闘ゲーム市場売上1位を記録し、カプコン最大のヒット作となりました。ゲーム以外にもアニメ、実写映画、漫画、ドラマCDなどの幅広いメディアミックス展開が行われ、こうしたメディアミックスの結果、本作をプレイしていない層にまでキャラクター人気が波及する事態となりました。特に「春麗」は男性ハイティーン層に人気で、アニメでキャラクターが人気になることは珍しくありませんが、ゲームセンター発祥のキャラクターでこの現象が起きたのは「春麗」が初めてと言われています。アーケード版は若年の社会人に至るまで幅広い年齢層に支持されており、ユーザーによっては100万円以上を使った人もいたそうです。スーパーファミコン版はゲームセンターに行くのを敬遠していた小中学生に支持されていました。この低年齢層が後年の格闘ゲームファンとなっていったのです。ゲームは大きく描かれたキャラクターが1対1で対戦します。各キャラクターはプレイヤーの操作により生き生きと動き、またキャラクター間のバランスは続編の「ストリートファイターII'」以降綿密に調整され、対戦をより奥深いものにしました。プレイ中の相手に対戦を申し込む「乱入対戦」と、いわゆる「対戦台」のスタイルを確立した作品でもあります。

ゴシックホラー格闘ゲーム「ヴァンパイア」

「ヴァンパイア」はカプコンが開発したアーケードゲームです。1994年7月に第1作がリリースされました。独特の世界観と数々の画期的なシステムが特徴的で、高い人気を得ました。ある夜突如、闇の住人たちの意識に「我の下へ集え」という謎の思念が語り掛け、その声に導かれた10体のダークストーカーズが戦いを繰り広げるという物語になっています。プレイヤーが使用できる10体の他、ボスキャラクターとして2体のCPU専用キャラクターが登場します。対戦時にそれぞれのキャラクターの種族名が表示されるのが特徴です。本作に登場するプレイヤーキャラクターたちは、ほぼすべてが吸血鬼や狼男などの伝承上のモンスターです。人間のキャラクターに行わせると突飛過ぎるような動作も、モンスターなら違和感なくしかも派手な演出が出来るのです。また、人間ではない分、キャラクターの身体が真っ二つに切断されるなどの暴力描写もより過激です。このシリーズの第1作はカプコンが「ストリートファイターⅡ」シリーズに続いて初めて発表した完全新作の対戦型格闘ゲームでした。システム面では複雑な操作をしなくても連続技を使える「チェーンコンボ」と、防戦一方になっても反撃できる「ガードキャンセル」の2つが主軸となり、本作以前の「ストリートファイターⅡ」型の格闘ゲームとは大きく異なる戦術がプレイヤーに求められるようになりました。また、キャラクターグラフィックがアメコミ調でコミカルに描かれているのも特徴でした。アニメーションパターンは膨大な枚数が用意されており、それにより流麗な動きを実現しました。これは当時の新世代ゲーム機であったPlayStationやセガサターンいずれにも完全移植が不可能なほどでした。背景のゴシック・ホラー調の雰囲気と合せ、グラフィックはプレイヤーから高い評価を得ました。商業的にも日本では非常に多くのファンに受け入れられ、カプコンを代表する格闘ゲームシリーズの一つとして知られています。

サバイバルホラー「バイオハザード」

日本のみならず世界中で大ヒットした作品が「バイオハザード」です。アメリカ中西部にあるラクーンシティで、猟奇事件を調査していた特殊部隊の面々が、森深くの洋館に迷い込んでしまい、そこでゾンビに襲われるというストーリーで、ゲームはゾンビたちを倒しながら洋館からの脱出を試みるという趣旨になっています。1996年にPlayStationで発売されて以来、シリーズ化され、携帯アプリも含めて様々なハードで商品展開されている人気タイトルです。移植作品も含めたシリーズのタイトル数は89作品にも及び、全世界でシリーズ累計6100万本以上を売り上げています。この作品以前にも「ホラーゲーム」と呼ばれる作品は発売されていたのですが、「バイオハザード」がヒットしたことで家庭用ゲーム機の一ジャンルとして確立され、広く一般へと浸透していきました。映画のワンシーンのような俯瞰視点からキャラクターを操作する、いわゆるラジコン操作であったため、初期はユーザーから戸惑いの声も上がっていましたが、それも徐々に薄れていきました。ホラーゲームのジャンルに限らず、アクションゲームの中でも他の追随を許さない圧倒的な残酷描写が特徴で、ソフトのパッケージには「このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています」という主旨の注意書きもなされています。「バイオハザード」はゲームの世界だけでなく、グッズ販売やドラマCD化、小説化、漫画化などが行われており、登場人物や世界観をゲームと同一としたフルCG映画も製作されています。また、ハリウッドでゲームの設定を取り入れた実写映画が製作され、こちらも世界中で大ヒットし、シリーズ化されています。

未来を救う「ロックマン」

ロックマンは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ対応のアクションゲームです。200X年、ロボットと人間が共存する時代が舞台となっています。ある日突然工業用ロボット製作の第一人者であるライト博士のもとへ、博士が開発したロボットたちが次々に暴れ出したという情報が入ってきます。ライト博士は、世界制服をたくらむ悪の天才科学者・Dr.ワイリーの仕業であると気付きます。ライト博士は、同じく自分が作った家庭用のお手伝いロボット「ロック」を、ロック自らの志願によって改造し、戦闘用ロボット「ロックマン」を誕生させます。世界の平和を願うロックマンは、Dr.ワイリーの野望を阻止すべく、そして暴れる自らの兄弟たちを止めるため、戦いの場へと旅立つというストーリーになっています。このシリーズは長期に渡り続く中で、数多くのシリーズが派生・誕生しています。カプコンの発表によれば、2014年現在の全シリーズの創作品数は131作で、累計販売実績は3000万本に及ぶそうです。

一狩りいこうぜ!「モンスターハンター」

モンスターハンターは、2004年3月11日に発売されたPlayStation2用のソフトです。「ファンタシースターオンライン」のシステムをモチーフにしたゲームで、プレイヤーが「ハンター」となり、村や街で依頼を受けて特定のモンスターの討伐や捕獲、撃退、アイテムの運搬、採取等の様々なクエストに挑むというゲームです。発売前はプレイヤーや各メディアからそれほど注目を受けていなかったのですが、口コミで人気が高まり、後に大ヒットとなりました。時には身の丈より巨大な武器を振り廻し、時には小回りの利く武器で狩猟対象を翻弄しながら、巨大な飛竜をはじめとするモンスターを狩り、クエストを達成していきます。ゲームクリアの具体的なゴールなどは用意されておらず、クエストを成功させて報酬を得て自分の装備を強化し、より手強いモンスターと戦うというのがこのゲームの目的です。他のロールプレイングゲームと違って、「レベル」と言った概念がなく、キャラクターの動作はプレイヤー自身の技術によってしか向上させられません。また「職業」のような区別も設定されていないので、所持品の中から自由に武器を持ち替えたり、操作方法や攻略方法を自由に変えられるため、様々な遊び方が選択できる点が人気の秘訣と言われています。全世界でのシリーズ累計販売本数は2100万本に達しており、2000年代の日本のゲーム市場における巨大ゲームタイトルの一つとなっています。

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